インテル×起業家「新しい学び」共創プロジェクト

「インテル入ってる」でお馴染みの世界的 CPU メーカー インテル株式会社。実は彼らが日本の教育イノベーションを促進するために様々な取り組みを行なっていることはご存知だろうか?

『インテル×起業家「新しい学び」共創プロジェクト』とは?

グローバルで活躍する人材の育成やイノベーションを創出する人材の輩出等を実現するためには、既存の学校教育の枠を超えた「新しい学び」が今後ますます重要となります。インテルはこれまでに、児童・生徒のためのテクノロジー活用に重点を置いた教育プログラムの開発や、教員研修のための『Intel® Teach プログラム』の提供などを行って参りました。
今回、インテルは新たに、自社サービスにより「新しい学び」を展開する起業家を応援すると共に、ICT(=情報通信技術)の果たす役割や今後のコラボレーションの可能性について対談を行い、ICTを活用した「新しい学び」の更なる拡がりとイノベーションの実現を目指します。

空間をデザインすることで、新しい「協働」が生まれる

仕事場や会議室、打ち合わせスペースを共有しながら独立した仕事を行う協働ワークスタイル「コワーキング」。サンフランシスコのSOMA地区から始まった新しい働き方が、起業家やフリーランサー、専門職従事者を中心に定着しつつある。孤立した仕事環境ではなく、利用者同士のコミュニケーションから新しいビジネスの可能性を広げるコワーキングスペースは、「協働スキル」が最も実践されている場でもある。インテル株式会社 グローバル・セールス&プラットフォーム・マーケティング事業本部の笠倉英知副本部長兼マーケティング統括部長が、株式会社ツクルバの村上浩輝 代表取締役 CEO、中村真広 代表取締役 CCOと、こうした新しい働き方のポテンシャルについて対談を行なった。

株式会社ツクルバ

「場」の発明を通じて次のライフスタイルを提案する、空間とコミュニティの設計集団。2011年8月に設立し、同年12月に会員制シェアードワークプレイス「co-ba shibuya」(http://co-ba.jp/)を渋谷にオープンした。「co-ba shibuya」は、フリー席と固定席、会議スペースとリラックススペースから構成され、オープンから3カ月でおよそ2,400人が利用する人気ワーキングスペースとなった。また、2012年5月には同施設内にco-baの会員自身が作り上げるシェアライブラリー「co-ba library」を設立するなど、新しい試みの空間設計が話題を呼んでいる。

1.これからの時代のビジネスに必要な「協働スキル」とは?

インテル株式会社 グローバル・セールス&プラットフォーム・マー ケティング
事業本部副本部長兼マーケティング統括部長 笠倉英知



笠倉英知(インテル株式会社)
「ビジネス現場において重要視されているスキルの一つに、『協働スキル』があります。ご存じのように今は様々なテクノロジーが登場したおかげでデバイスも進化し、場所や時間といった制限から開放され、会社の外でも自由に仕事ができる環境が整ってきました。こうした新しいワークスタイルの中で、会社員とフリーランス、大手とベンチャー企業といったステージの異なるもの同士が一緒になって互いの得意分野を持ち寄ってコラボレーションしていく『協働スキル』が、今後さらに重要になるのではないでしょうか。」

中村真広(株式会社ツクルバ)
「デバイスの進化は、我々がコワーキングスペース『co-ba』を始める一つのきっかけになっています。日本でシェアオフィスのムーブメントが起きたのは、2003年頃です。でも当時は、今のUltrabook™のような持ち運びやすいデバイスもないし、クラウド環境もありませんでした。2003年のデバイスを前提として造られたシェアオフィスと、2012年のデバイスを前提に造ったシェアオフィスは、まったく形が異なっていて当然だと考えたのが『co-ba』のはじまりです」

株式会社ツクルバ 代表取締役 CEO 村上浩輝(右側)
株式会社ツクルバ 代表取締役 CCO 中村真広(左側)
村上浩輝(株式会社ツクルバ)
「新しいテクノロジーによってデバイスが進化した一方で、ワークプレイスの進化が追いついていないと感じていたのです。新しくクリエイター同士のシナジーを生むための場所を作ることで、デバイスの進化と、ワークプレイスの進化のミスマッチを解消できると考えました」

笠倉
「確かに2003年頃と比べて、我々のような企業の中でも働き方は大きく変わってきました。一つのプロジェクトでも、様々な部門や役職のメンバーを参加させて、多様な意見が生まれるようになっている。そうした多様なスタッフと連携してイノベーションを生み出す上でも『協働スキル』は欠かせない能力だと考えています」

2.co-baでは協働の事例が日々起こっている



中村
「先ほど笠倉さんのコメントで、テクノロジーの進化により時間や空間を超えた『協働』が実現するという例がありましたが、これと我々が行なっていることは表裏一体な部分があると感じています。ツクルバは逆に、時間や場所を共有することで新しいイノベーションを生み出す場所を提供しています」

笠倉
「一緒に仕事をする場所、空間をどうデザインするかということも非常に重要です。実は、インテルでも、まさにco-baと同じようにフリーアドレスの空間を設けたり、自由に話ができるオープンスペースを増やしたり、ワークプレイスの刷新に取り組んでいて、社員の間でも好評です」

中村
「協働しやすい空間を提供する、ということは企業においても我々のようなシェアオフィスでも大きなテーマになっています。co-baにおける私たちの役割というのは、ある意味スナックのママさんのようなもの。言わば人との交差点になるような存在です」

村上
「会員の方々が作る図書館『co-ba library』も、そうした発想から生まれました。本の選び方、並び方一つにも、その人の個性が表れます。インテルさんの社員共有スペースである『オアシス』と同じように、ちょっとしたきっかけが作れるような場を用意することが、協働を加速させることに繋がると思います。実際、出会ったクリエイター同士が一緒に仕事をしたり、新しいプロジェクトを立ち上げたりといった協働の事例が、日々co-baでは生まれています」

3.マス・プロダクションから、プロダクション・バイ・マスへ

村上
「インテルさんに提供していただいたUltrabook™を使って、co-baの会員がUltrabook™向けアプリケーション・コンテストに参加しました。こうした事例も大企業とクリエイターとの協働と言えると思います」

笠倉
「インテルはこれまでプラットフォームを提供してきましたが、エコシステムという観点は重視してきませんでした。今はユーザーからの多様なニーズが生まれていて、インテルだけでは対応しきれなくなっています。co-baのような自由な場より、新しい発想でアプリケーションが生まれることは、Ultrabook™のエコシステムにとても重要なことです」

インテルは Ultrabook 向けアプリケーション・コンテストの為に、co-ba に機材提供
写真は、東芝 dynabook R822 (コンバーチブル型Ultrabook。タッチ対応)
2012 年 5 月に設立したシェアライブラリー「co-ba library」にて。後ろは会員自身が作り上げる個性ある本棚が並ぶ。



中村
「エコシステムを作り出すというのは、こういう場所の運営にも近いところがあります。いかに対象を巻き込むことができるかが大事です。co-baも最初は40人の初期会員からスタートし、会員が会員を呼ぶ連鎖によって今に至っています。プロダクション・バイ・マスという動きは、アプリでも、我々のようなシェアオフィスにとっても当てはまります」

笠倉
「同感です。こうしてお話を伺っていて全然違う業界なのに、ツクルバさんのコンセプトはインテルと非常に似通っているところが多いと感じます」

村上
「不思議ですね(笑)。我々もサンフランシスコに行った際、インテル博物館に足を運び、インテルの発明と革新の歴史に驚かされました。ツクルバでも、人々が働く空間にイノベーションを起こしていきたいと思います」



co-ba 会員制作の Ultrabook 向け(Windows8 対応)アプリ

※下記ロゴをクリックすることでダウンロードすることができます(Windows8 対応)
TOKYO ART BOX

東京で開催されるアート
デザイン展を探せるアプリ
おみくじアプリ

今日の運勢が送られてくる
おみくじアプリ
Html5 Collect Reader

世界中の Html5 で作られた
サイト情報を閲覧できます。
TechWave Reader

TechWave( メディア ) の
リーダーアプリ


実際にUltrabookでアプリ作成をしたエンジニアのコメント

吉田涼さん
「Ultrabook™は画面をタッチして操作もできるんです。特に誰かと一緒にアプリを操作する時は、ノートPCよりもタブレットの画面の方が適していると思いました。場面に応じて、ノートPC的にも、タブレットとしても使える点が良いですね。動作ももたつくことなく、すごく軽快でした」

池田洋介さん
「アプリの実機テストの用途でUltrabook™を使ったのですが、軽さにビックリしました。Ultrabook™に搭載されているジャイロセンサーやNFC、位置情報機能といった新しい技術を使って、今後一体どんなアイデアのアプリを作ることができるか。開発者としても楽しみです」



Ultrabook でアプリ開発を行なったエンジニアのお二人
吉田さん(左側)、池田さん(右側)

Ultrabook でアプリ開発を行なった吉田さんに、実際の使用感
などをヒアリングするインテル 笠倉 統括部長。
(ライター:大山貴弘)
(フォトグラファー:Andrei Savescu)
インテル×起業家「新しい学び」共創プロジェクト